メインスイッチ

  

 
AE-1は機械的にレリーズできない様にロックするだけですが、AT-1の場合レリーズロックとは別に、 ボディー左肩部にメインスイッチがあり電源回路を遮断できます。
メインスイッチを回転させることにより電源 ON OFF 及びバッテリーチェックができます、
スイッチを反時計方向に回し指標をONの位置に合わせることにより露出計が作動しシャッターを切る事が出来、逆に時計回りにレバーを回すとバッテリーチェックができる仕組みになっています。

他のAシリーズではシャッターボタン半押しで露出計が作動しますが、AT-1の場合スイッチONになっていると常に露出計が作動しています
レンズキャップがされていればそれほど消費する感じはありませんが、撮影が終わったらスイッチを切る事を心がけましょう。

メインスイッチ


     

バッテリーチェック

  

 
AT-1は追針式マニュアル機にもかかわらず
電池が無いと全く作動しません
以下の場合にはバッテリーチェックを行い電池容量を確かめましょう。

1.電池を交換した時
2.シャッターが下りなくなる時があったり、指針がレリーズと共に振れる時
3.長時間露光や多くの枚数を撮影した時、多くの撮影が見込まれる時
4.長い間使わなかった時
5.寒い中で使用する時

メインスイッチを回転させることによりバッテリーチェックできますが、確認はファインダー内の定点で行います。

バッテリーチェックレバー

  

ファインダーを覗きながらメインスイッチレバーを時計回りに回しCマークにあわせます、
このときに指針が定点(インデックスマーク)以上であれば容量は充分ありますが、定点より下がった場合は交換時期が近いです、
作動が安定しなくなったら交換してください。
レバーは手を離せば自動復帰します。

電圧が下がると指針の安定に時間が掛かりまので、安定するまで押し続けて確認してください。

容量不足時の表示状態

バッテリーチェック時の指針の状態






 

フィルム位置マーク

 
  

 
カメラ内のフィルムの位置を表します、一般撮影で使うことは有りませんが、拡大撮影や接写時は被写体からフィルムまでの距離を測り撮影する場合があり、そのときに使用するマークです。
また、レンズの距離目盛はこの位置から被写体までの距離を表したものです。

フィルム位置マーク>







AT-1 Manual