A series Lens exchange

Aシリーズレンズ装着(交換)

Aシリーズに使えるレンズはCanon FDマウントのレンズとFLレンズ、そしてレンズメーカー製のFDマウント用のレンズです、
(Rレンズも使えますが、手元になく説明出来ないので記述は控えます、また装着できないレンズは次の通りです
 FL 19mm F3.5  FL 58mm F1.2  FLP 38mm F2.8 R 58mm F1.2 R 100mm F3.5
FDレンズには大きく二つあり、古いタイプのスピゴット(締付け用リング)タイプ、そしてNew FDレンズと呼ばれる
レンズ全体を回すバヨネットタイプとが有ります。
若干ですが装着方法が違いますので、画像で説明します。
(画像はAE-1ボディーを使っていますが装着方法は同じです、AT-1のみ注意が必要ですので個別に記載しております)



旧FDレンズおよびFLレンズ

    
 リング付きの旧FDレンズです、FLレンズも同様の形をしていますのでここではFDレンズで説明をします
シルバーのリングに赤い点が見えます、これがレンズ装着時の指標です。

旧FDレンズ

ボディーのマウント上部に切り欠き、その上に赤い点が見えますがこれがボディー側のレンズ装着指標です。
先の画像のレンズの赤い点をボディーの赤い点に合わせレンズとボディーを結合させます。

指標を合わせる

 レンズをボディーに押し付けるとレンズ側のロックがはずれリングが少しだけ右(時計回り)に回りますので そのままリングだけを止まるまで締め付けます、これで旧FDレンズの装着は完了です。
まれに装着前にロックが外れて装着出来なくなる事がありますが、その場合はリングをカチッっとロックする所まで回したうえ再度取り付けてください。

リングを締め付ける





 旧FDレンズの取り外しはリングを逆方向(反時計回り)に回すだけです。
 指標が合った位置でレンズが取り外せます。






NewFDレンズ

          
 NewFDレンズにはリングはありません、他メーカーのレンズ同様レンズ全体を回しボディーに装着します。 ただ、旧FDレンズ同様、後部のレンズ及びレバー類は回転しない複雑な仕組みになっています。
レンズの装着用指標(赤い点)が旧FDレンズと違い絞りリングのAマーク位置にないことが画像からお分かりいただけると思います。

NewFDレンズ

 旧FDレンズ同様指標(双方の赤い点)を合わせレンズをボディーに押し付けます。

指標を合わせる

 押し付ける事によりレンズ側のロックが外れますので、そのままレンズ全体を右(時計回り)に回します、 NewFDレンズにはロック機構がありますので、止まるまで回すとカチッと音がしてレンズがロックされます。

レンズ回転

 NewFDレンズの取り外しにはロックを解除する必要があります、画像の黄色い○で囲んであるのが レンズのロックリリースボタンです。

(赤い○はレンズ装着指標です)

レンズロックボタン

 ロックボタンが画像の位置にありますので、ボタンを押し込みながらレンズを取り付けと逆方向に(反時計回り) に回します、指標が合った位置でレンズを取り外すことが出来ます。

レンズ取り外し






 
 装着における注意点ですが、ボディー側の絞込みレバーが入った状態のときにレンズを装着すると 正しく絞りが機能しませんのでご注意ください、マウント内の赤い点が出ない位置でレンズを装着してください。
また、正しいし指標位置で装着しないと思わぬところに傷をつけたりしますので、装置には充分注意を払いましょう。

絞り込みレバー警告

 



AE-1 Manual