AE-1P

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AE-1P



連写、第2世紀へ。”と大きなキャッチコピーを表紙に、NewAE-1(プラスプログラム)は発売になりました、 宇崎竜童さんを起用して”先制攻撃。”これからはプラスプログラム、とうたったバージョンもあった様です。
 カメラに書いてあるロゴは通してAE-1PROGRAMでしたがカタログ上では発売当初は+P しかも暫くはNewAE-1+P とNewの文字が付いていまた、’83年からはNewの文字も消えAE-1Pと+の文字も消えたようです、正しい呼び名はエーイーワン プログラムなのでしょうが、ついエーイーワンピーと呼んでしまいます、これを読んでる皆さんはどう呼ぶのかちょっと興味あるところですね。

 単なるプログラムAEモードの追加かと思えばさにあらず、結構大掛かりな変更を遂げての新発売でした。 それまでA-1にしか使えなかったモータードライブを共用できるようになり、連写速度はA-1よりも若干遅い発表であるもののドライブを付けたそのスタイルは、A-1と比べても充分カッコ良いものでした。 A-1までの機能は必要無く従来のAE-1の価格に1万円の追加で買える+プログラムはA-1との値段の差もあり購買意欲をくすぐるところでしたが、当時私はすでにA−1を使っていてそれほどの興味を覚えることは無かったです。
ただこの機種の特徴としてフォーカシングスクリーンの交換が出来ること、これは結構刺激的でした、A-1でもスクリーンの交換は可能だったのですががそれはサービスステーション扱い、自分で簡単に交換できるAE-1Pのシステムは正直羨ましかったです。
最近ではマクロ撮影が多くA−1にもマットか方眼マットを入れ使用しています、今では自分で適当に交換しますが当時は さすがに自分で手を出す気にはなれませんでした、今でも思いますA-1にこの機能があればさらに素晴らしかったのに・・・と。

さてこのカメラちょっと残念なところがあります、それはファインダー内情報。 シャッター速度優先AEで使ってる場合は何の問題もないのですが(ファインダー内に速度が出ればさらに良いですけど)、困るのはプログラム時、いったい今どんな速度でシャッターが切れるのかが分からないのです、スロー時(1/30以下)にはPマークが点滅して教えてはくれますがちょっと心もとない、やはりこのあたりはコストの関係でしょうが、A-1のデジタル表示に分が有る気がします。

 私の周りには結構このAE-1Pから写真の世界に入ったという人も少なくないです、しかもシャッター鳴き等を修理して今でも 現役で使っている方も、やはりそれだけ魅力のある機材なのだと思います。






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